市場の変化を捉えた新聞折込広告の方向性
3月28日(木) 第11回J-NOAセミナー を、東京都千代田区の日本教育会館で開催。
電通メディアイノベーションラボの北原利行研究主幹、森永陸一郎主任研究員を講師にお招きして、過日電通が発表した2018年日本の広告費を基に「2019年広告メディアの動向」というテーマで、新聞折込広告の展望と課題についてご講演いただきました。
新聞折込広告を含む各種メディアの動向と注目すべきトピックを把握しつつ、マーケティング環境が変化する中にあって、生活者とのコミュニケーションを構築するうえで重要となる視点と考え方を学ぶ、大変貴重な講演となりました。特に、生活者に寄り添った共感型のコミュニケーションの重要性が増していること、新聞折込広告の活用においても、端的な買い物情報を訴求するのではなく、お客様との関係性を強くする志向が現れた事例が見られるようになっていることなどを解説いただき、会員社にとって、今後の方向性を考えるうえでヒントが含まれているように感じられました。
当協会からは、新聞折込広告出稿統計から見える2018年のトピックや統計資料の活用事例を紹介。新聞折込広告市場の活性化を見据えた広告主への提案スタイルを考える為の情報発信を行いました。毎年3月に開催している恒例セミナーですが、全国各地からご参加をいただき、ご招待者、運営スタッフを入れ、総勢150名で盛況の内に終了することが出来ました。