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一般社団法人 日本新聞折込広告業協会の第一回定時社員総会が平成24年6月14日(木)午後3時30分、ベルサール神田「会議室」で開催された。冒頭、理事長以下当協会の役員(運営委員会の構成員)の紹介の後、代表社員である黒田理事長より、社員総会開催の宣言及び挨拶があり、挨拶のなかで改めて協会設立の趣意、折込広告業界の現状や課題について言及した。次に議案の報告・審議に先立ち、司会役の田島専務理事は、総会出席状況の報告を行った(6月14日現在の正会員85名に対して当日の出席者は49名、議長委任は29名であり、定款により、議案を審議するに必要な定足数を満たすと報告)。続いて黒田理事長が定款16条に基づき、議長に選任されて議長席に着いた。次に理事長の指示を受けた田島専務理事が第1号議案である第1期事業年度(2011年7月1日から2012年3月31日まで)の事業報告及び計算書類(決算報告書)の報告を行った。
事業報告は、協会活動を具現化するために設置された4委員会の位置付け、活動への取り組みについて説明。特に、協会への入会案内に掲げた機関誌の発行を始めとする「情報・データの提供」等の活動状況を報告した。また、役員で構成する運営委員会や理事会を毎月開催して協会の運営や新規事業を検討・審議するなど次年度の事業展開を見据えた、協会組織の拡充を図るための会議を重ねた、などを併せて報告した。
計算書類の報告では、貸借対照表・正味財産増減計算書・経常費用明細・個別注記表等の決算報告書について説明。3月31日現在、資産合計13,295千円、負債合計12,058千円、正味財産合計(純資産)は1,237千円で次年度に繰り越される、と報告した。
引き続き池岡監事は、5月14日に実施した業務・財産の調査、監査報告を行い、1.事業報告等の監査結果、2.計算書類及び付属明細書の監査結果とも全ての項目で適正に表示され、適法正確であることを報告した。
これを受けて黒田理事長は第1号議案の承認を諮り、満場一致異議なく原案どおり承認可決されたことで審議予定の議案が全て終了したことを宣言した。
(総会終了後)
理事長の指示により田島専務理事は5月度理事会で承認された第2期(2012年4月1日から2013年3月31日まで)事業計画概要及び収支予算書について説明した。事業計画概要については新聞折込広告のPR活動を通じ、新聞折込広告の普及啓発を図り、社会経済の発展と国民生活の向上を目指す上で、その活動を具現化するために4委員会を軸とした効率的な事業執行を目指すことが伝えられた。具体的には、1.「新聞折込広告に関する調査及び研究」として、月間折込広告出稿統計調査REPORT「全国版」の拡充、協会機関誌「J-NOA REPORT」の発行、折込広告の媒体価値を高める為の効果分析REPORT「全国版」の発行。2.「広報・PR活動」として、折込広告大賞の実施に向けた企画立案、協会ホームページの効率的・効果的な活用。3.「折込広告業界の共通プラットフォーム化への活動」として、新聞販売店別ポリゴンマップ作成のための情報収集および環境整備、EDI(電子広告取引)等の業界標準化とその普及促進に関する研究。4.「教育と研究活動」として、人材開発、教育セミナー実施に向けた事例収集、カリキュラム整備についての研究。以上の事業を進めていくことが伝えられた。同時に、これらの事業計画にあわせた収支予算も報告された。(特に質問がなかったため)黒田理事長は本日予定の議案・報告事項が全て終了したことを宣言、総会は終了した。
2012年6月14日